Thursday, September 1, 2011

過去世からの旅

遠い~いインド。


9月に入りました。

今回は私にとってぎょぎょぎょと、驚く体験をしたのでその話をします。

今から4年前、私がニューヨークに居た時に、友人の紹介でB子さんに会い、リーディングをしました。

その時に彼女の前世が見えました。彼女は僧侶で、インドに向かって旅をしている感じでした。しかし事半ばで力尽いてしまった場面です。餓死してしまったように感じました。その旅の中に私がいる感じも受けていました。でも私はどうなったのかは、その場面では分らないままでした。

以前にもブログで紹介したように、私は人の過去世は見えるのですが、自分の過去世は人を通じてか、過去世でいた場所でリンクしないと分りません。

この場合も、彼女を通して私の過去世に関わりがあり、同じ時間を共有していたと感じました。

その後はB子さんと友人になり、話をしたりして交友していました。

私はどうしても彼女のことは、同志という感覚がとてもあり、知り合ってからまだ日が浅いのに、とても彼女に甘えていたと思います。

ある日、彼女からチベットからネパールに抜けてインドへ行く旅に誘われました。スピ系好きな私はとても魅力的なコースです。行きたいと思いましたが、日程や金銭面で断念しました。

彼女はお金を作り、住んでいたニューヨークも取り払って旅に出ました。

その旅に行く前に、彼女から手紙で友人の縁を切られてしまいました。彼女にとっても重い決断だったのだろうと思います。そうそう人は手紙でそういうことをするものではないからです。(今から思うと、彼女の潜在意識で過去世への縁を切る意味があったのかもしれません。彼女は過去世の縁を切りたかったのでしょう。私は引きずることになりますが。)

私はその手紙を受け取って、泣きに泣きました。彼女を失うのがとても辛かったからです。友人にその事をいう時も、泣いていました。ただただ失いのが辛かったのです。

4年の年月が経ち、その間お互いの連絡し合うこともなく過ごしていたある日、友人のパーティーで彼女に会いました。会った時は誰だか判らずいたのですが、隣にいた人が名前を呼んだので、はっと気が尽きました。彼女は結婚していて、妊娠しているのです。

とても綺麗になって、大きなお腹を抱えている人が、まさか彼女だと判らず、物凄く驚きました。

その時は余りの突然な事に、話をする事を躊躇してしまい、隣にいた彼女の旦那さんと話をして過ごしました。その時にその旦那さんに私の連絡先を渡しました。

後日、彼女から私の携帯にメールが届き、会って昼食をすることになったのです。

食事をしながら、あのチベット~ネパール~インドの旅がどうなったのか知りたく、彼女も色々な体験をしたその旅について話してくれました。

話を聞いているうちに、あれ?ネパールに入れない、と言うことはインドに行ってないと判ると、私の両腕が鳥肌が立ち、両腕を抱えながら体を丸くするほどの恐い感覚が私を襲ったのです。

その時に判ったのです。私が彼女の前世で見た中に居て、私も死んでいるということが。お互いに巡礼の旅で、インドに行けなかったのです。たぶんチベットで餓死してしまいました。だから、彼女もインドへ行けない。私もその旅に参加出来ない。

私は今まで何度か色んな所から、インドへ行く話を持ち込まれていましたが、ことごとく行けない状態になっていました。行けないはずです。恐いのですから。チベットも行ったことがありません。

たぶん、私が彼女(当時は男の僧侶でした。国籍は不明です。)を誘って、中国大陸を横断してチベットへ入って、ネパールを越えインドへ行く巡業の旅に誘い、チベットの山奥で彼女が先に亡くなり、その後私が逝ってしまったようです。

私は彼女を失った事への悲しみ、事半ばでの挫折、罪悪感などが死ぬ前にあったようです。

その感情は、私が病気の為にミネソタから、急きょ日本へ帰らなくてはならなくなった時の感情そのままでした。

その感情が私の右股関節辺りに渦巻いていたようです。

私にある食への執着は、この飢餓にたいする恐怖だったのではないかと思います。

思いかけず自分の過去世を見ることによって、現世で私に起こった色々な事がリンクしていることに、気がつかせられました。こんな事があるんだな~と、我ながら関心しています。

彼女はチベットに行って、その過去世のトラウマを克服した感じを受けました。私はきっと彼女と再会して見た、感じた過去世によって気づいたことで、開放に向かっているのだと思います。

彼女と私は性格も見かけも生まれも、全然違います。でもどことなく、似ている体験をしているのです。しかも当時は仏の勉強をお互いにしていましたが、現世ではお互いにアートを専攻しています。ヒーラーやセラピストになる素質は、私よりありますが、彼女いわく、「私はアーティストだから」と言ってやろうと思っていないようです。私もアーティストだけどね、と言います。

彼女との出会いは奇跡です。こんなにも過去世で関係していた事をはっきり分るのは、珍しいからです。現世ではお互いの道を、違う歩みで進んでいます。別にその過去世を引きずる必要はありません。

ただ、お互いにアーティストという同志であるだけです。

でも、ありがとうと言いたいステキな再会に。神はいるんだな~と思っちゃいます。だって魂は長いたびをしていて、その都度ドラマを生んでいる。そこには、奇跡があるのですから。

ありがたい。ステキなドラマをありがとう。


2 comments:

  1. 素敵だね。
    いまも旅の途中。
    これからも素晴らしい出会いが待ってるね。
    わたしもじゅんこさんと出会えてHappyです。

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  2. いや~本当にすべての出会いは奇跡ですよ。

    わたしもmakottiさんに会えてHappyです。

    旅はまだまだ続く。。。。

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