Saturday, February 25, 2012

IHで時間退行

前世からの流れ。


1月~2月のNY滞在中で、何人かの人達にIH(Interated Healing)のセッションをする機会がありました。

この頃の私のIHセッションの傾向として、問題設定と目標設定に少し時間を掛けます。問題設定に対しては、なるべく深く掘り下げようとする気持ちが私にあります。深くなった分、浅い問題は同時に解決されるからです。枝葉のように繋がっているからです。そうなると、問題の根本原因がどこにあるのか知りたくなります。

本人が認識している問題も、認識していない問題も筋反射を取っていくと、その原因を探る事が出来ます。反応でYes,Noが分るからです。私自身が判断するのとは違います。

今回殆どの方達に、問題の原因追及に時間退行をしました。もちろん、筋反射でしてもよいか聞きます。Yesが出た場合に始めます。

この時間退行は、以前問題設定中にもっとインフォメーション(問題に対しての情報)を取りたい時に、年齢退行をした結果、前世にたどり着きました。その問題に対して前世に何があったのか聞いてみると、セッションの受け手が映像を見だして、映像を描写してくれました。映像と一緒にその時の感情も分るみたいです。

施術側の私も、映像が見えてきます。同じ映像をみているかは分りませんが、同じような場面を見ていると思います。お互いの目線がたぶん違うと思うからです。残念ながら、私には感情の部分は沸き起こりません。映像を見ながら、悲しそうとか嬉しそうとかは、分りますが、映像を見て判断しているだけです。感情が沸き起こらないために、目線が違うと思うのです。目線が違う分、同じ場面で違う物も見える可能性があります。

映像が見えるので、前世の出来事を想像して、どんな出来事だったのかの質問をしながら筋反射する必要がありません。普通は前世に何があったのか分りませんから、質問をしながら出来事を探るしかないと思いますが、映像で見えるので、それを追いながら、問題原因の追求がし易くなります。

たまたまそれが出来たのだと思ったのですが、NY滞在中のIHセッションで試すことにしました。というか、自然に時間退行をする事になったのです。

驚いた事に、時間退行ではほぼ全員が映像を見ることが出来ました。今まで前世の映像を見たことない人達が大半です。とてもヒプノ(催眠退行)に似ていると思います。IHでのホログラフィックモードでは、時間軸が無くなり易いのかもしれません。その為にどの時代でも行けそうです。もちろん、問題の原因追及の為にしか、もどりませんが。

映像で見た分、原因やどうしてそうなるのかという筋道まで分ってきます。とても本人が問題の原因を納得し理解します。その原因を踏まえると、現世での行動に納得がいくのです。

今回の症例をここで紹介できませんが、前世を見て、何が今世でしたいのかが分るのは大きな収穫だと言えると思います。同じような事を時代を経てしている自分に気がつくからです。

これらのセッションを通して、前世の出来事が、現世での思い癖や、行動に影響があるのがとても良く分ります。

正直な話、前世(過去世)に対して、証明出来るものでもないし、過ぎ去った事を蒸し返すしても仕方がないと思っていたのですが、ここまで現世に影響があるのなら、無視できないな~と思っています。むしろ、前世って何?って考えています。単に過去の体験だけではない気がします。

そう考えると、長い間旅をしているんだな~私達。

3 comments:

  1. 過去世を知ったところで、仕方がない、という思い、私もあります。でも、過去世の影響が、今世に、とんでもなく影響している、という思いも、同時に持っています。たぶん、過去も現在も未来も、区別はなく、「それ」を自分が持っている、ってことじゃないかな、と思います。過去世の体験も、自分が「それ」を持っていたゆえに、体験したことで、今も、「それ」を持ち続けていれば、同じような経験をしているはずだから、過去でも現世でも、「それ」を手放すために起きているのかな、と思います。過去を知ることで、手放しやすくなる人もいるのかな、って、今はそんな風に思ってます。手放して軽くなりたい人は、チャンスにしていける、ツールの一つなのかな、って。IHのこと、記事を読んで、少し、わかりました。
    今度、junkoさんと、お会いしてお話したいな、と思ってます。そのうち、メールしますねー。

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    1. 橙子さん、ありがとうございます。
      私もそう思います。時間というもの自体、魂にはないと思うし、「それ」を持っている。たぶん「それ」を持って居る事で、それを通して勉強したいのではないかと思うのです。だからといって手放したら、勉強材料が無くなるわけではないと思うし、過程ですよね。
      手放したいものが、いっぱいあるから、勉強材料には事欠かない。どんな「それ」を持っているのか知らないから、結構知ると驚く。でも納得。

      メールお待ちしております。楽しみです。

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