Sunday, September 6, 2009

侮れないものたち

生きるためのテクニック。




ただ今、我がアパートに猫がやって来て、一緒に住んでおります。

ルームメイトの娘さんが3ヶ月間スペインに行くので、その間彼女の猫を預かています。来てから3日ぐらいは姿も見せず、猫がいること自体知らなかったのですが、好奇心に負けてか、向こうから私の部屋をドア越しに覗きに来ました。

音もたてずに覗くものだから、かなりこっちが驚いてしまって、向こうは”なんだこの人”みたいな感じで去っていったのが最初の接近で、次の日から私の部屋への訪問が始まりました。

今度の猫はメス猫のグレースです。前回のジェフリーとは違い、かなりお茶目な活発な少女なので、ルームメイトは手を焼いております。要は、お腹がすいたらじっとしていられない彼女に、キャットフードを用意するのを忘れて寝てしまうルームメイトが、彼女の騒ぐ音に悩まされているだけのように思えます。

ま~まるでお腹がすいた人が、冷蔵庫を開け閉めして、食べ物を探すようなものです。

ジェフリーはその点出来た猫だったので、ルームメイトが起きるまで、じっと待っていたのです。(ジェフリーは乾燥したキャットフードなどを食べなかったので、彼のフードは冷蔵庫に入ってあったので、置いときぱなしに出来なかったのです。クレースは乾燥したキャットフードを食べるので、楽だと思います。)

しかし、猫は性格の違いが顕著ですね。この前会った知り合いの猫も違った性格だし、もう明かに波動が違うとといった感じ。しかも猫は媚びる。

猫は自分のして欲しい事に対して上手く人間を動かそうと、媚びたり、甘えたりする。散々甘えて、相手をしてあげても、主人が帰ってくると、一目散に主人のもとに行って、あたかも”貴方の事を首を長くして待っていたのよ”とばかりの貞淑な態度をとる。

犬は、犬によるけど、主人が居ないときは、リラックスして主人以外は、自分よりも見下して、横暴な態度を取り、まるで自分が主人の様になり、主人が帰ってくるとお決まりのような大げさなジェスチャーで”寂しかったよ~”と演じてみせ、相手の同情をあおる感じの態度を取る。

この事は賛否両論でしょうが、私にはまるで、猫はいつでもそこに帰って来たくなる女で、犬は離れられなくなる女の様な感じがします。だから、犬依存症の人は多いのではないかと思います。離れなれなくなる女の手にやられているのです。

どちらにせよ、テクニシャンなので、恋愛べただと思う人には男女の別無しに、かなり参考になるので行動を観察するのもいいと思います。

彼らたちの方が我々よりも、一枚も二枚も上手だから。。。

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