Monday, September 27, 2010

修行中

 痛い夏。


ブログ再開です。最後の日にちからだいぶ経ってしまいました。季節が飛んでいます。
皆さんの心配を他所に、右股関節は大変なことになってしまいました。今だに入院中です。ていうことは、そうです日本に緊急に帰国して成田に着いた次の日に、東京の病院へ、即入院です。

日本に帰国したのは7月15日。入院16日。入院11週間目に入っております。このブログ更新が出来るようになったのは、病院内ではインターネットが出来ず、且つ日本のインターネットにアクセスするものが無かったので、インターネット無しの生活でしたが、たまたま隣のベットの方がUSBのインターネットアクセスを持っていたので、それを借りてしております。ありがたいです。

多分私のブログを読んでいただいている方々の中には、行き成り消息が消えたように、ブログ更新されず、連絡も取れない状態にびっくりなされた方々もいたのではないかと思います。それなので、いままでの経緯を書きたいと思います。

前回のブログにもあるように、サイクリングに行った次の日6月10日に、右の肩甲骨辺りがものすごく痛くなり、それから腰、右お尻、右足が痛くなり、15日にカイロプラックティクに行ったら、椎間板ヘルニアだったとありますが、その後腰辺りのレントゲンを取ったら、右股関節炎であったことが発覚しました。

カイロプラックティクで状態が向上しないので、レントゲンを7月5日に取ったら股関節炎だと分って、、それでもそのドクターはその日私の股関節をぐるぐる回したりしたので、次の日悪化して痛みで自力で歩けなくなってしまいました。その3日後にクリニックに行って、炎症止めの薬を処方してもらい、薬を飲み、安静してましたが、日に日に悪くなるのが感じられたので、やばい日本に帰らねば、とクリニックに行った1週間後に帰国する航空券を購入しました。

自力で歩けないほど痛い状態で飛行機に乗って日本に帰る。まさしく、死ぬ気で帰国です。ルームメイトにアパートからタクシーまで、背負ってもらい乗車。飛行場では車椅子を手配してあったので、そのルームメイトに車椅子を持ってきて貰い、飛行機の座席まで車椅子で移動。成田でも車椅子の手配をしていたので、座席から車椅子に移動。迎えに来てくれた叔父の車までそれで移動して乗り込み、実家に着いてからは、車から家の中に入るまで、叔父2人に抱えられながら、家の中に入った次第です。

運良く飛行機の中では、薬が効いていたのか、座っていても痛みがなく、思ったよりも快適に過ごせました。日本に着いた次の日、病院へ。緊急入院です。入院してから2日間は座ることが出来たのですが、それ以後痛みがひどくて座ることが出来なくなり、病院のベットに寝たきりになってしまいました。

それから、なぜ急に股関節に炎症が起きたのかを探るために、検査が始まりました。検査のための移動のたびに、ストレッチャーに移され、移るたびにものすごい痛みのためにものすごい悲鳴を上げていました。もちろん、鎮痛剤は投与されているのですが、そんなもん効かないよ言わんばかりの痛みが走ります。痛みが物凄いので、そのつど脂汗が出るという体験もし、移動が恐怖でした。

別の恐怖が、1日1回ある暖かいタオルで拭く、体拭きです。看護師さん達は私がどれぐらいの痛みあって、どうすればその痛みが発生するのか分らないし、普段行われている体拭きの習慣的ともいえる行動に出てしまいます。右足は1ミリでも動くと物凄い痛みを発生するので、触らないようにと言っても、無意識に触ってしまう。ゆっくり、そーっとやって下さいといっても、他の患者さんにやるようにやってしまう。ベットから一歩も出られないので、オシメをしていたので、それを取り替えるときに、関節を動かしてしまう等々、その度に物凄い悲鳴をあげてしまい、みんなを驚かす始末でした。鎮痛剤は飲み薬と座薬の両方使っても、関節が少しでも動いた時に発生する激痛には効かず、みんなの頭を悩ませていました。

また、不幸なことに検査をしても、原因が分らないために、治療が出来ず、なんと1ヶ月もベットに治療なしで寝たきりでした。

入院した病院の整形外科は、股関節では有名な所で、有名な股関節の先生がいて、その先生を中心とした股関節チームがあり、物凄い数の患者さんの股関節を見てきているところなのですが、私は初めてのケースらしく、原因追求に手こずっていました。

初めての入院で、初めての病気のケースで対処が出来きないために長くかかり、色々な体験をしました。私は何で人生でこんなに初体験を色々しているのかと思うほど、色んなことが起こります。
この急性の股関節炎になったことも、人生のシナリオに書かれていた事と思いました。本人はこんなに痛い目に会い、とても苦労することを望んでしたいとは到底思えないほどの出来事ですが、やはり、何かが動いていたように思います。物事がいい意味でも、悪い意味でもなく、トントン拍子に進んだからです。どう考えても今回は人生のターニングポイントに来ています。

以前に試練について書いた章を偶然に(必然に)読み直してみました。試練は本番の準備段階と書いてあります。その先に輝かしい未来、本番があると。この病気と入院は試練ですね。これが終わると本番が待っています。本番は一体何をするのかまったくわかりませんが、以前と変わることは間違いないように思います。これを乗り越えたら、強くなる気がします。もっと楽しくなる気がします。試練は未だに続行中です。

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