Monday, April 18, 2011

フェルメール(ヴァミーア)とういう画家

天才は確実に存在する。



足を悪くしてから始めて、渋谷Bunkamuraザ・ミュージアムに行ってきました。美術館デビューです。相変わらず渋谷は人がいっぱいです。変わった衣装を着ている人達を見かけるので、楽しいです。でも余り渋谷は好きでないです。ごちゃごちゃしすぎで、疲れてしまいます。

Bunkamuraの美術館でやっていたは、フェルメール(地理学者)とオランダフランドル絵画展です。うたい文句は、東京初上陸です。

ヨハネス・フェルメール(Johan Vermeer 英語、オランダ語読みではヴァミーアです。)は17世紀にオランダのデルフトで活躍した画家です。30数点しか残っていないといわれていています。

私は彼の作品は大好きで、もう好きとか嫌いとかの範疇でなく、天才すぎる~~~~と叫んでしまいそうな(心の中では叫んでる)ものです。

私もアーティストなので、自分のことを天才と思っています(アーティストは自分の事を天才と呼ぶ人種です)。でもフェルメール(ヴァミーア)は、1000年、2000年に一人の逸材です。超天才なのです。

彼の作品を見るだびに、感動します。なにせ作品の数が少ないので、見れる時がチャンスです。そう簡単に、海外の美術館に行って見る事はできないので、その時その時の機会が大切ですね。

この地理学者の対になるような作品があります。天文学者です。その作品は、なんと私がミネソタ州ミネアポリスにいたときに、美術館でみる機会を得ました。

彼の作品は、巧妙な構図、遠近法マジック、そして空気を描く。絵画は一瞬を描いたものなので、一瞬時間が止まった感じになりますが、彼の作品は一瞬を描いていながら、時間が完全に止まっていない。空気や空間を描いているので、時間が止まらない。見ていると、その絵の中に自分が入っていく感覚になるほど、時空まで存在する。どうしたら、そう描けるのかわからないほど、絵画を超越している。

だれも彼に近づけないほどの天才ぶりに、ただただ脱帽です。

そんな作品との触れ合いは、自分の平凡さに落胆し、また感動という生命に息吹を吹き込むエネルギーをもらえます。

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