Tuesday, June 11, 2013

天城流湯治法のほんの一部

自分の体を知る。


杉本錬堂さんの天城流湯治法の勉強会に参加してきました。

天城流湯治法とは、ホームペーからの抜粋で、「伊豆高原在住の杉本錬堂が自身の病気や怪我を克服する過程で築き上げた独自の健康法です。自分の身体は自分で守る!の考えにより自分の身体を知り、身体の手入れ法」 です。

HPにある身体哲学が気に入ったので、それも載せま~す。

1  歯はなるべく自分の歯で左右バランスよく咀嚼できる事

2  骨は肉体を支える骨組みとして存在している事

3  腱は縮みなくゴムのように柔軟であること

4  筋肉は滞りなく硬いところが無い事

5  内臓は柔軟で血液、リンパの流れがいい事

6  正中心軸の左右のぶれが無くバランスが取れている事

7  天のエネルギーと地のエネルギーが通っていくよう氣の滞りが無い事


前回は私がデモンストレーションのモデルになってやって頂き、感動的でした。ここが痛いと言えば、あっという間に治してくれるからです。

今回は他の人モデルで、施術を見る感じになりました。

錬堂さんのワークはいたって簡単です。基本は体中にあるツボの様なポイントや筋肉を揉むだけです。後は筋をペンの様なスティクで切るようになぞるだけ。

骨から筋肉を剥がすように揉む。筋肉が骨に癒着して筋肉が柔らかい状態になっていないのが問題を作る。腱も癒着してると伸びっぱなしになってしまい、柔軟性を欠けてしまうのも問題。だから揉む。

内蔵も全てと繋がっているので、体のどこかに滞りがあると影響を受けるし、内蔵が不調だと体のどこかに滞りが出来るのではないでしょうか。

スティク又は爪で筋を切るようになぞる場所は、痛みのある所痛みに関係している所でないので、その辺はよく分らないです。多分躰起点 (たいきてん)と呼ばれてるものなのかしら?躰起点はエネルギーの中間点で、そこをスティックで切ったり、揉んだりすると一瞬にして体がほぐれる点です。

筋肉を骨から引き離す様に揉むのは、誰でも出来ますので、頑張って揉みほぐします



私の両足はどこを揉んでも、凄く痛い。捻挫をした為かそうでないかは不明ですが、特に足首が痛い。くるぶしの周りからアキレス腱周りがガチガチです。それに右太ももの横にある手術の跡の下の筋が、触っただけで痛い。そこを我慢して骨と筋肉を剥がすように、優しく揉む。足首も痛さ堪えて、揉む。ふくらはぎ、太腿も揉む。痛~い。柔らかくな~れ。

段々体が熱くなります。そして、足が軽くなり、むくみも取れて来ます。

足が軽くなるのは、いつも重い感じなので、とても有り難いです。一緒に肩の凝りも取れる感じです。

マジックの様に簡単に錬堂さんは、痛いところを取ったり、体や顔の歪みをにあるポイントを揉むだけで治します。何で分かるんだ?どうやって知るの?ってもう顔が(_;)

なので、腰が痛い時はこのポイント、肩が痛い時はこのポイントと、それぞれの痛みの場所によって効くポイントを覚える必要があります。

私はそれぞれを覚えるのは大変な感じで、そもそも覚える事自体得意ではありません。

何か法則みたいのがあって、それが分かれば、各ポイントを覚えなくても分かるかも~と安直な方向へ向かいます。

錬堂さんをよく見ると、自分の体に聞いています。

ここが痛くて、ここが原因だと(痛い場所とその原因は常に違う所です。錬堂さんは常々痛い場所は正常な場所だと言っています)、どこがポイントだ?と自分の体の反応を見ています。

独り言の様に、そう言う事を口に出す事があって、はじめは誰に聞いているの?って思いました。

彼は、自分はサイキックでも何でもない。体の反応に凄く敏感なのが、自分の能力だと言っていました。それと筋が見える事もだね、と言っていました。(それってサイキックなんだけどね。敏感に反応を感じられる事や、実際に見えていないものが見えるのも。サイキックが一般的なイメージで語られているのが、問題。直感でもサイキックだからね。)

自分の体の反応に敏感ということは、人の体も敏感に分かると言っていいと思います。だから、人の色んなケースに、対応出来るのではないかと思います。

自分の体に聞いてみる。

私の勝手な解釈では、痛みの場所から、原因の場所を探し、ポイントを見つける三点法(勝手に命名。) そして、原因の場所とポイントを揉む(原因の場所も滞っているから)とよくなるといった具合。

では、どうやって痛みの原因の場所とポイントを見つけるか?

もちろん錬堂さんの本やテキストを見るのが一番ですが、感覚的に理解したい私は独自の解釈や湯治法の理解の助けを見つけたいと考えています。

勉強会が終わってから家で、自分の足を揉みながら、痛さに耐えながら(悪い所があるから痛いので、誰でも痛いとは限りません。むしろ普通はそんなに痛くないかも。)、考えました。揉んでいる箇所の痛みが取れて、筋肉が柔らかくなって、他に何処が楽になるか?何でこんなに痛いのか?揉む感触は?などなど。

痛い箇所を軽く押すと、響く場所があります。そこがまず原因点。原因点を押すとまた響く所が出てきます。そこが、ポイントではないかと思いました。その響く箇所2点をほぐすといいのではないかと、推測しました。

関節にある筋肉や腱の集まっている部分は、ストレスの掛かる所なので、重要な部分。そこを揉む。

私は東洋医学の専門家ではないけど、ツボと経絡に関係がある気がします。痛い部分がツボの位置だったりしますから。でも基本は骨と筋肉の分離。

錬堂さんは、いたって簡単な方法で、痛みや歪みを治してしまうので、人々から不思議という声がよく聞こえますが、我々は不思議と連発しまうほど、身体について分っているのでしょうか?我々は知らない事が多いのですから。もはや何もかも不思議。

複雑に考えると難しくなるので、単純に単純に考えようと努めます。

その内(_;)が\(^o^)/になることを信じて、痛さ堪えて、揉み揉み。


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