Wednesday, June 5, 2013

IHセッションリポート

思いを残す。



IHセッションレポートです。


ご本人の了解を得ましたので、IHの体験レポートです。


友人のご紹介で知り合ったMさんは、今回IH初体験でした。
Mさんは私のように感覚が鋭い人なので、どんな感じのセッションになるのか、内心楽しみにしていました。本人はドキドキだったみたいですが、まあ~簡単なお題は出ないだろうな~と思っていました。

IHに入る前にザックリとした問題設定をします。案の定、本人から提示された解決したい問題は、筋反射でYesが出ませんでした。

なので、探って行きます。簡単に分けられている分野別を利用して、筋反射を取っていくと、能力が出ました。それについて思い当たる事を、話して貰いました。

話終わったので、IHに入ろうかを思いきや、筋反射では入れてくれませんでした。

まだ何かインフォメーションが必要みたいなので、何からヒントの情報が取れるか筋反射で探ると、年齢退行が出ました。Mさんはひぇ~過去世かしらと言っていましたが、必ずしも生まれる前が出るとは限りません。

年齢退行をすると子供のときの年齢に当たりました。その年に何かが起こったかしら?と尋ねると、え~~と顔をしかめて「はい」と答えられました。まだIHに入っていないので、その話を今する必要はないと判断し、ここでIHに入れるか筋反射を取ると、入れるYesが出ました。

IHのセットアップをして、ルートチャクラを開けて、問題設定開始です。

先ほどした年齢退行で出てきた話を少ししてもらい、問題設定になるような、思い当たる事も話して頂きました。しかし、これっと言ったような問題で、筋反射の腕が動くものが出てきません。

私は筋反射で動く腕の振りで、段階を設けています。
話して貰った主題に対して、筋反射する腕が動かない時は、Noです。

これは、このセッションのエネルギー調整に関係ないと言う意味で取っています。

なので、その事の問題自体がその人に関係ないと言う意味ではないと解釈しています。

微妙に動く時は、その問題や話は、遠くないけど、近くないと判断しています。

腕のこの微妙な動きの振れ具合で、近さを図ったりもします。

腕が大きく動く時は、もうYes!ですね。

Mさんにスキャンリストからヒントを貰いながら、問題を堀起こそうとしましたが、大きく腕が動く事がありませんでした。何か問題から本人が逃げているのではないか、と感じました。ここでさっき行なった年齢退行をしてみようと思い、筋反射で行うか聞くとYesが出たので、年齢退行を始めました。

すると、生まれる前で反応があったので、過去世退行をしていきました。

今問題にした原因のある過去世まで戻っていって貰います。中々戻らないので、頭で考えないで、流れに身を任せて下さいと話かけました。

戻ると、何か場面が見えてきました。それに付いて話て貰い、どう感じるかも話して貰いました。

急に彼女が、何でこんなことを話しているのだろうと言い出しました。きっと本人が思ってもみないことなので、どうしてそんな話が出てくるのか?何でそんな話をしているのか?少し我に返ってしまったのではないかと、思いました。

ここで、我に返ってしまい頭で考える様になってしまうと、退行が台無しになる気がしたので、何も考えない、身を任せて下さいと声を掛けました。

過去世退行をして、何か場面が見えて、しかも場面だけの情報ではない感情や他の様子も分って来ます。しかもそれを見ている今の自分も片や意識にあるので、その意識が大きくなってしまうと、ニュートラルな状態がなくなり、何も情報が取れなくなる可能性が大きいです。

ご本人は、今までにない体験なので、驚かれたのだと思います。どうしてそんな映像がみえるのか?この感情は何なのか?

それから、彼女は私の言う通りに流れに身を任せ、場面場面、その時に思うことを話してくれました。もう情報は無さそうなので、今に戻ってもらおうと思ったのですが、以前のセッションで戻れない経験をしたので、他の過去世に行く必要があるか、筋反射で聞きました。するとYesなので、別の過去世に行って貰いました。

彼女は計5回別の過去世の物語を、見ました。それぞれは、違った性別で、地域も違い、全く違う人生を歩んでいるのですが、どの物語にも主人公とMさんに共通した点がありました。それを通して、今ある問題点を浮かび上がらせていました。

現在に戻って来たあと、今まで見たり、話をしたことを総括して、問題だと思う点を述べて貰いました。幾つかすんなり出て来ました。

この過去世体験をすると、すんなり自分の問題点が口に出て来ます。筋反射も反応するので、IHで調整したい問題であることが分かります。

問題設定は出来たので、次に進みました。次は目標設定です。目標設定も同じ様な過去世での人生を見せられているので、苦労せずに決まりました。

問題設定が出来たので、目標設定がすんなり決まるとも限りません。目標は問題が解決する少し先の展望を目指して設定をします。

例えば、人見知りをする事が問題でも、目標設定は、人見知りを直すでは設定出来ません。人見知りが治った後に自分がどういう風になっているかを感じて貰い、その理想の自分に成るにはどうするかと言った目標にします。

その先の部分が想像出来ないと、目標設定に時間を取られてしまいます。

目標設定が出来たので、次に進んで、修正して、統合して終わりです。(ここでは修正過程を省略します。)

Mさんはセッションの途中から、膝を立てました。私は彼女が足を伸ばして横になっているのが、辛くなったのだと思い、何も聞かずにそのままの状態で居てもらいました。

セッションが終わってから、Mさんは途中から腰が痛くなって来たので、膝を立てていたと言ってました。彼女は腰痛持ちだったのですね。

この頃はセッション中に、体が痛くなる方が多くなって来ました。痛くて仕方が無い時以外は、私はその事に直接対処しません。セッションが終わったら痛くなくなると思っているからです。実際に痛みは消えます。大抵は普段から気になっている身体の調子や前々からある痛みが、セッション中に出て来る事が多いです。その身体の調子や痛みは個人差は有りますが、改善されます。

普段、体の調子が悪かったり、痛かったりする所は、エネルギーが滞っている場所だと思います。それが身体的な物理的原因だけでない原因が、必ずあると考えています。

セッションが終わってからMさんに、腰はどうか聞きました。何となくイイかな~と言っていました。彼女は車で家に帰るので、長時間の運転で腰が少し心配でしたが、その夜にメールを頂き、腰は大丈夫だと書かれていました。

それから2~3日経って、またメールを頂き、セッション中でみた過去世の時の少年が、癒された感じがあったそうです。その事が起因しているのかは分かりませんが、腰の調子が悪くないそうです。

多分、ネガティブな思い(気持ち)が体の痛みを発症させるのではないかと、ふと思いました。その少年が思い残していた事が、何代の過去世にも受け継ぎ、現世でも内在していて、サインを出すかのように体に痛みを生じさせる。

今、内在しているその思いを手放せば、痛みも無くなり、軽くなるのではないかと思います。

私もあるお寺でお教を聞きながら、座って居る時に起きた、自分の過去世の体験を思い出した時に、やたら右足が痛かった事を今思いだしました。その時の話はこちら
http://junkonomura.blogspot.jp/2011/04/blog-post_05.html

その時の思いが、私の右股関節を痛めたと言われても否定出来ないように思えます。その過去世当時もやり遂げずやり残した感があり、当時右股関節を痛めた時も、同じ思いがありました。

私が前々から感じ取っていた、自分がスピ系(心、魂)に入り過ぎると、身体に関して興味を持ち、身体的な興味に入りすぎると、心理、精神に移行したくなる感じを、両方やらないと意味がないのではないかと思う事です。それを実証したようなIHセッションがこの頃繰り広げられていました。

また改めて、心、精神、身体の三位一体の大切さを感じさせるものでした。


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