Friday, June 21, 2013

IHセッションリポート(E)

未知との遭遇。



IHセッションのレポートです。


前々回(http://junkonomura.blogspot.jp/2013/04/ih_27.html)のIHセッションで、過去世に同じ人生の行ったり来たりも含めて7回も飛んでしまったEさんです。


今回のセッションも長く掛かりました。それも凄い体験付きです。


相変わらず、Eさんが思う問題は、筋反射でことごとくNoが出ました。

その中に、老眼みたいになって来たと話してくれました。老眼になるような年齢ではないので、老眼ではないでしょうと言うと、でもヴィジョン(視力)が見えないのと言うので、私はヴィジョンを未来の展望的想像と言う意味に取って、ヴィジョンが見えないの?と少し噛み合わない会話を展開していました。

途中でヴィジョンがアイサイト(視力)の事を言っているんだと気が付き、話が噛み合わないはずだわと、笑っていました。


実際にIHに入る前に、他のヒーリングや他のIHプラクティショナーでのIHセッションで、宗教や神に対して、抵抗がある事が出てきた事を話してくれました。特定の宗教を信仰したい訳ではないのですが、神という一般的に定義されているものまで、受け入れる事が出来ないことを筋反射で、認識されるそうです。

神を信じたい!と言う強い気持ちがあるのではなく、どうしてそんなに神に対して抵抗があるのだろうという疑問は、彼女の中にありました。その原因が前々回みた過去世にあるというのは、彼女は何となく気がついていました。

しかし、大泣きしながら見たその過去世をもう一度見たいとは思っていない感じでした。


オラクルカードや、スキャンチャートでヒントを貰いながら、思い浮かんだ事の中に、本質を見られない、善悪に関係して分ける等の問題点を絞り、IHセッションに入っていいかの筋反射を取って、Yesがでたので、入って行きました。

IHのセットアップをして、ルートチャクラを開けて、問題設定です。

ザックリと出した問題点を突き詰めて言っても、ピンポイントの問題点に中々たどり着きませんでした。

なので、ヒントとしてスキャンチャートの言葉を選びました。その言葉は宗教、神関係の関係を暗示したようなもでした。

本質を見られないとか、すべてを善悪で見ようとする傾向がある、神/宗教関係が出てくるなかで、宗教に騙される不安が強く出て来ました。

もう宗教と言ったら、前に見た過去世に関係があると思うと本人が言い出したので、年齢退行して過去世に行ってもらう事にしました。


勿論筋反射でもOKが出ているし、見たほうが早い気もしたので、過去世でYesの筋反射で出た時点で、前々回のIHセッションで過去世に戻った時に、一番始めに戻った人生に戻って貰いました。


今回はすんなり画像が見えて来ました。お腹の中にいる胎児が見えました。それが本人なのか聞くと、息子だと答えました。自分の息子かと尋ねると、違うと答えが返って来ました。

では、その胎児を少し成長させる事にしました。すると子供の姿が見えて来ました。

その子供の面倒を見ているEさんも見えて来ました。

場面、場面で質問をしながら情報を得て、子供を成長させながら、場面を変えて、情報を得る手法を取りました。

その方法で得た情報を元に、話をまとめると、比較的新しい時代、Eさんは当時女性で、子供の頃にとある宗教団体に引き取られ、そこで育ちました。後に教祖とその家族の面倒を見ながら、教団の幹部として働いていました。彼女は、教祖に愛されていましたし、彼女も愛していました。しかし、教祖に正妻との間に息子が生まれると、彼女と距離を取る様になりました。

彼女は教祖の息子の面倒を良くみて、教団の運営も任されていました。教団運営の為に人々を騙すようなやり方で、お金の調達をしたりしてましたが、それが本来の神を信じたり、宗教のありかただとは思ってなく、むしろ嫌々にやってました。

彼女に取っては、子供の頃から育った教団は家族みたいなもので、その教団を存続させる事は使命だと思っていたほど、彼女の中で重要視していました。

なので、教団から脱出しようとした女性を、教祖の息子が殺害してしまったときも、その後始末をしたほどです。

彼女の中では、罪の意識と教団を守る気持ちの中で、本来の宗教はこういうものでないという思いをどうする事も出来ませんでした。

なので、今世でも権力や金に結びついた宗教団体の嫌悪感は強く、一般的に言われる神は、人間が作ったものに過ぎないので、信じるに値しない考えがありました。

本当はもっとこの時代の人生のストリーは有りますが、それは省略します。


その後に、自分が行きたい過去世に行って貰いました。

次は、また前々回に見た古い時代の、生贄にされる少女時代に戻りました。

少女は村の皆んなの為に生贄になることは、嫌でも仕方が無いことだと思っていました。

もうその頃には、実際にお腹の辺におかしな感触がありました。

生贄の場所に寝かされて、その少女はお腹を切られていたのです。切られているのに、痛くない。どうして?でも実際にお腹の辺りが変。

その疑問に答えるように、その場面より少し前の所戻って行きました。

切られる前に、大きな石で頭を叩かれて、即死させられていました。村の人々にも生贄にされても痛くないと言われていたらしいのですが、何か儀式的な事をする前に、殺していたようです。そして、その石を持っているのが、その少女の父親でした。

その父親の気持ちも加味して、仕方が無い事とはいえ、酷く悲しい事です。そこまでする意味があるのかという気持ちが、宗教の不信を起こさせました。

私は、自分が見える映像を見ていると、少女のお腹を割いて、腸を出すとそこに何かを入れているように見えました。その事を質問すると、もう死んでいて分らないという返事が返って来ました。


それから、筋反射で別の時代に行く、のが出るので、また別の時代に行き、今度は古代エジプトへ飛びました。

そこでは男性で、ミイラかお墓を作る職人でした。そこでも、ミイラとか作っても生まれ変わったりなんかしない。神は王家で作られてものだと思いながら、それを口にはせず、仕事に従事する生活を送っていました。

そこに一人の痩せたお爺さんが座って、本来の神は何であるかを説いている場面に変わりました。職人の彼は、そのお爺が言っている事が本当の事だと思い、お爺さんの事がとても好きでした。

そのお爺さんは兵士2人に両腕を抱えられ、引きずられるように何処かへ連れ去られてしまいました。

急に、このお爺さんJunkoさんだ~と言い出しました。え?私が登場??


何故か過去世に戻っていると、風貌も性別も違うのに、過去世で登場した人物が、現世の人と認識出来るのです。登場人物全員が認識出来る訳ではありませんが、個々の魂が判別出来るようです。外見は違っても中に入っている魂が同じだと認識出来るようです。


このエジプト時代は、本人がそれが真実であると思う事を言うと、ヒドイ目に会うのを、お爺さんを見ても分かるので、口を閉ざし、そんな事には興味がないがのごとく生きていました。


どの時代も、関わっている信仰に対して疑問があり、自分が信じる神象を語ろうとすると、命さえ危険な状態になるを物語っていました。

もうそろそろ、現世の今に戻って貰うよう誘導しました。筋反射の腕が動いたので、現代に戻って来たんだ~と思うと、今度は光が見えますと言い出しました。


え?現代に戻ったんじゃないの?光? あちゃ~~違う次元に行ってしまったわ~

光が見えているので、引き返すわけには行きません。いい機会なので、続行です。

彼女は暗い所にいて、遠くに光が見えていました。光の方へ向かって下さいと誘導しました。

光が大きくなって来ました~ あ~頭が痛い。と頭痛を訴えていましたが、セッションが終われば頭痛は消えると思ったので、少し我慢してねと呼びかけました。

その次元に行ってしまうと、エネルギーが凄いので、私は椅子の背もたれにもたれ掛かり、少し距離をおく感じで座っていました。(私は椅子に座ってセッションをします。)

あ~明るい~ あ~そこはお花畑の様な、映画ナウシカにあった場面の様なキレイな所です、と説明しました。

体が熱いです、と言っていました。実際に熱が出たように、体が熱くなっていました。

今外は明るいのでしすか?と聞いて来たので、私は、いいえ暗いですよ。今日は曇ですから、それに部屋の電気は付けてませんからと答えると、凄く明るくて眩しいくらいと言ってました。

もっと光の方へ近づいて下さい。光を浴びて、吸収して下さいと誘導しました。

え?光の方へ?どこ?と方向が分からない感じだったので、光を吸収して下さいと呼びかけました。

すると、

Eさん:あ~光に包まれてます。

私:何か存在を感じますか?

Eさん:そこには何もない感じです。何もないです。

    あ~でも、私が会いたかったものです。長年探していたも
    のに、会えました。嬉しい~

    熱い、体が熱い。


実際に近づいて腕を触ると、とても熱く、熱が吹き出している感じでした。


私はいつそこの場面から離れようか、考えていました。滅多に光に会えるものではないので、タイミングを見ている状態でした。

幾つか質問した後、少し待って、そこから出てもいいと思ったら言って下さいと言いました。

もういいと思うという返事が来たので、現世の今に戻って貰いました。


今度こそ戻って来ました。

体が熱い~ 彼女の体は凄く熱くなっていました。彼女は、あ~何だったんだろう~と呟いていました。

問題設定は、もう十分情報も得たので、次に進みました。

今度は目標設定です。問題設定で話しをした事、体験したことを総括して考える目標を立てて貰いました。

そのキーポイントにヴィジョンが出て来ました。ヴィジョンの言葉に対して筋反射の腕が大きく振れます。

ヴィジョン?何のヴィジョン?ヴィジョンを見るの?将来のヴィジョンを持つ?

色々考えてみても、筋反射の腕が動かないので、一旦ヴィジョンと言う言葉からは離れて、スキャンリスト等からのヒントを得ながら、迷走しながら、考えて行きました。

最終的に出てきた目標が、「真実は心の目で見る」でした。

ヴィジョンとは見る事を意味していたのでした。セぅション前の会話の始めに出てきた視覚としての意味のヴィジョンを、目標設定時に潜在意識は訴えていたのでした。

私は思わず笑ってしまいました。ユニバースや潜在意識などは、本当にシャレの利いたユーモアのある存在だな~と思ったからです。

ガチガチに真面目な存在でなく、楽しませてくてる存在であるのを感じさせてくれました。

何気ない会話の中にも、答えが隠れているように思えました。本当にたまたま何て無いんだ~と再確認した感じでした。


目標設定が出来たので、先に進んで、修正、統合です。

修正も第三の目を開かせる様なものも出て、視覚的情報だけでない情報を得られる様に、修正された感じでした。


IHセッションが終わっても、彼女の体は熱いので、このまま帰って貰うには危ないと思い、少し何かを食べたり、お茶を飲みながら、クールダウンの時間を取りました。

見るからに、体中から熱のようなエネルギーが出ていました。

当の本人でない私も、彼女が退行で光を見出してからは、少し離れる様に座っていましたから、本人は凄いエネルギーの中に包まれたことでしょう。

少し両手を触って、エネルギーが下へ流れる様にしました。流れを作った方が早く治まると思ったからでした。

少し経って、熱はまだ少しあるようでしたが、本人はだいぶ冷めたと言っていました。

初めて光との遭遇に、少し混乱しているようでした。何だったのだろうあの体験は。。。でも、ずっと探し求めていたものだった。そこには何もない無だった。と、振り返っていました。


私もだいぶ昔に、光との出会いはありました。当時の私には不思議な体験でした。光に包まれると、言葉では言い表せない幸福感に包まれます。感動にも似たもので、とても優しく、また力強いものです。その後何度か光に包まれる体験はしています。


彼女の場合は、何千年の遥かから探し求めていたものに、会った(見つけた)感覚だったみたいです。


多分これを期に、彼女はスピリチャル(精神世界)の世界へと、より一層入って行くのではないかと思います。過去世体験で、過去世を否定出来ない状態になり、今度は、神(ユニバース等)を否定出来ない状態になったのです。



今度は日にちを変えて、彼女が私にIHをしてもらう番です。つづく。。。。

2 comments:

  1. うぉ〜なんかすごいIHやってるんですねぇ最近の純子さんは。個性溢れる、ぶっとびすぎなセッションレポート、楽しく(?)読んでます〜。

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  2. ありがとう。当の本人も驚く(;゚Д゚)!ぶっ飛び方です。マニヤック向けですね完全に。

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