Saturday, January 16, 2010

波長の違い

似て非なるもの。




猫のグレシーがいなくなって、2週間。かなり心の打撃を受けています。いつも傍に居たものが、居なくなるのは、寂しいとかではない、何とも不安定な気持ちにさせます。

この頃ふと思ったことですが、テレビは癒しにならないと、感じたのです。あくまでもこれは個人的な考えです。日本のドラマやバラエティーが面白いので、インターネットを通じて見てしまうこと、ままにあって、一旦見出してしまうともう止まらない状態です。番組を見て、笑ったり、泣いたりで、楽しんだにもかかわらず、次の日には、見た内容も忘れていて、いつもと変わらない一日が始まり、何かすっきりした感覚はないのです。基本的に笑ったり、泣いたりすると、癒されることが多いのですが、テレビの場合は違うようです。

もし、テレビ番組を見て、泣いたり、笑ったりして、癒されるのなら、鬱の人は簡単に、テレビを見て治るのではないでしょうか。鬱までいかなくても、少し落ち込んでいたのが、良くなるとか。一過性に気分が良くはなりますが、持続はしない。まるで、コーヒーのようです。

コーヒーは飲んでる時やその後は、気持ちがくつろいだり、やる気が出たりしますが、とても一過性なので、持続しない。また飲みたくなる。そのうち、コーヒー無しでは、リラックスしない状態になったりする。

一過性のものは、表面だけに作用して、心の奥まで響かないようです。奥まで響くものは、持続するものです。

テレビ番組は、一方的に情報を与えられて、見る側に創造/想像する余地を与えないから、一過性なのかもしれません。

本を読んだ方が、記憶に残り、感動が持続しますね。読書中に物語を、想像するからかもしれません。

今朝、電車を待つプラットホームで、昨日バラエティー番組を見て、ゲラゲラ笑って寝たのに、依然と疲れを感じ、朝に変な夢を見たのを思い出し、癒されていない自分に気が付きました。笑う事はとてもいいことで、健康維持にもなりますが、テレビを見て笑うより、友達や動物と一緒に笑った方が、効果的なのかもしれません。

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