Saturday, October 16, 2010

急げ!

間に合いましたか?


入院記は続いてます。

ベットから車椅子に乗り移れるようになったら、トイレの練習です。トイレは自力でやりたいものです。車椅子から便器に座わり、また車椅子に戻る動作が出来れば、人の手を借りる必要がなくなるのです。

練習開始。車椅子から立つ。あ~膝が痛い。方向を変えて便座に座る。あ~あ~、ぎゃー痛い!、右膝が膝が。。。。

今まで1ヶ月伸ばしぱなしのため、膝が硬くなって曲げるたびに痛い。ものすごく痛い。でも、動かさないと痛みが取れませんよ、と言われベットの上で毎日膝の曲げ伸ばしの訓練。股関節どころではないのです。

そのうちカンのいい私は、自力で右膝をなるべく曲げずに立ったり座ったりを取得。これで、トイレも完璧かと思いきや、思わぬ事が。

1ヶ月も尿管に管を入れられ、何もしなくても勝手に尿が管を通って尿袋へ入っていっていたので、膀胱の筋肉も衰退。尿意をもようしてから、尿を排出しないように、我慢するのが出来ないのです。尿意を感じたら昼間は急いでベットから車椅子に乗り移って、いざトイレへ。運よくトイレは部屋の前だったので、最短距離。息つく暇も無く便器へ、すばやくズボンとパンツを脱ぐ、ぐずぐずしていると本人の承諾なしに尿が出てしまう。あれあれ立ってる間におしょう水が。。。ズボンを濡らさないよう便器の中に入れて、便座に座って、ほ~と。

夜中はこんなに早く行動ができないので、看護師さんを呼んで、オマルをお尻に置いてもらい、ベットの上で用足し。これも一分一秒を争う動作。

体を動かしていくうちに、尿を我慢できるようになりますよと言われ、歩くという動作は筋肉の連動で、いろいろな所に作用しているんだな~と実感。歩けるようになる前に、この問題は解消。リハビリで体を動かしていたからですね。

下の問題は大変。食べたり、飲んだりしたものが出ないと、病気になるので、出さざるを得ません。日に何度もあるわけで。最初にクリアしたいリハビリですね。使っていないと、人間の体は退化する。それも適応の一種なんでしょうね。しかし、失くしたものを戻すのは大変です。筋肉だって例外ではないです。でも取り返すとこが出来るのも、すばらしいことの一つですね。

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