Sunday, October 31, 2010

毎日の試練


靴下履き。



入院記。

水中歩行を何回かやることによって、地上でも歩けるようになってきました。もちろん、筋肉が落ちてますから、筋肉トレーニングをやり、硬くなった筋や筋肉をほぐすために、ストレッチは欠かせません。

何せ体が硬い。右足は硬くて、靴下が履けないくらい、曲がらない。足と体が90度以上曲がると、脱臼する可能性があるので、足を抱える姿勢はできません。そして、膝を内に入れて、足を外側に(女の子座りの要領)向けるのは、禁じて(脱臼します)なので、その方法は使えません。胡坐をかくように、股を開いて、膝を折り込んでいく姿勢でしか、靴下は履けません。それが、股関節が硬くて開いて、足を体の方にもっていけない。

そこで、発揮するのが、靴下履きサポート(写真参考)。股関節が硬い人には、これを使って靴下が履けます。すごい優れもの。手術後の始めの頃は、これにお世話になりました。

でも、実際はそれを使って靴下を履くのは、めんどくさい。直接履ける方が、いつでもどこでも履けるので、いいに決まってます。

右膝が大分曲がるようになってきてから、めんどうなことは、嫌いな性質なので、意地でもストレッチをして、直に靴下を履く努力。毎日、毎日股を開いて、右足を手前にもっていく。一日に何回かしないと、直ぐにまた硬くなる。膝も硬いので、厄介。折り曲げて、痛てててて。伸ばして、痛てててて。それでも、靴下を履くぞ!がんばれ!で、自分を励ましながら、やっていきます。

その甲斐あって、そのうち靴下がようやく履けるくらいは、足が手前に引き寄せるようになりました。もう靴下履きサポートは要らなくなりました。今でもそのストレッチをしないと、靴下が履けなくなります。しつこいぐらいに、硬く戻るのです。地道にやっていくしかありません。足の引き寄せが、かなり出来るようになれば、靴紐を結ぶことも出来るようになります。今はまだそこまでいってません。

地道にコツコツとするのは、苦手なタイプ。でもやらないと、靴下履きは毎日の事だから、やらない訳にはいきません。しかも、リハビリで先生に足を持たれて、上げていくストレッチをするので、靴下を履く必要があります。修行はこんな所まで、性格変更を余儀なくさせます。

修行は続いてます。痛いのはいつ終わるのでしょうか。まだまだ続きます。

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