Friday, October 1, 2010

血が足りない

 吸血鬼になりたい私。
闘病記のつづき。

人工股関節の手術をするのに、3ヶ月待ちの人達は、事前に自血を採っておきます。手術中に出血が多い時のためです。たいていの人は輸血するほど出血が無いので、自血を手術後に戻します。(点滴で入れるんです。) 私は自血を採っている時間が無かったので、輸血することになったら、自血ではないです。私の場合炎症によってのダメージが大きく、手術中の出血が多かったので、手術後に輸血をするかきいてきました。ヘモグロビンの数値は輸血が必要なくらいか、ぎりぎり様子見の値でした。正常値の半分です。私は断固として、いやだー 只今生産中でーす、とことわりました。もちろん、貧血です。でも3日間は動かないので、貧血でも少しの間は問題なしです。ひたすら寝るだけ。切った所も痛いし、熱も出ているし。ありとあらゆる鎮痛剤下さーい。

そうそう、入院したてのころ貧血について聞かれ、今まで貧血の貧の字も心配になった事がなかったのに、ヘモグロビン数値が低く、便に血が混じっていると言われ、そう言えばアメリカのクリニックで貰った処方腺の薬を飲んでからは、血の気が下がることが多くなり、トイレに行くときなどに貧血になったりしてました。たぶん、胃か腸から出血していて、貧血になっているのだと言われました。薬が強すぎて胃をやられていたのだと思います。アメリカの薬は量が多いですよね。それからは、鉄剤と胃薬を処方されました。

手術後先生方が見えられ、骨までぼろぼろだったよと言われました。炎症によって関節の骨が気泡のようにスカスカになった感じになっていたそうです。切った骨(人工股関節を入れるために、骨を切ります。結構切ります。)を病理の方に検査に出しました。これで病気の原因がわかるはずです。が今現在結果が出てきません。手術は8月12日にしたので、あれこれ1ヶ月半経っています。うわさによると、出てきたものが、なんだこれ?になっているそうです。。。

手術後4日目から、リハビリ開始です。まずは、ベットから車椅子に乗り移るのから始めます。

リハビリの先生が来て、まずはベットを起こしていきます。今まで10度~15度くらいしか起こしたことがないのに(以前は股関節が痛くなるため)、45度くらい起こします。序々にベットを起こしていくと、なんとすごいめまいが起き、血の気が引きました。そうです、今まで寝たきりだったので、血流が重力に勝てないのです。はーい、貧血起きましたー。

一旦貧血で休憩。その後時間をかけて、半身を重力にならして、まずはベットの脇に座ります。足を伸ばしたまま動かして、痛くないぞ。はい、足を外に出してベットに座って。。。。あーーー膝が痛い。

そうです、伸ばしぱなしの膝が悲鳴をあげました。股関節どころではありません。まずは膝が痛い。膝が曲がらない。リハビリの先生は、あーー動かしてなかったから膝固まってしまったんですね。動かさないと動かないですよと言われ、でも動かすとすごい痛い。なるべく膝を曲げずに、立たないで(貧血が怖いから)中腰のまま車椅子へ移動。成功。やったー。始めの一歩は上手くいきました。

この後はリハビリの開始です。

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