Sunday, May 24, 2009

頼もしい友

動物はフォチュンテイラー?


人間は脳を使いすぎて、宇宙や自然界などのあらゆる所から来る情報のエネルギーを感知しにくくなっています。その点動物はすごい。彼らは予知できるから。

今住んでいるアパートにはルームメイトJが飼っている猫(ジェフリー)がいます。私は今まで猫との付き合いは浅く、2年前にミネアポリスに4ヶ月間住んだ時の家に猫(ミティ)が飼われていて、その時が初めての猫との交流でした。

ミ ティの飼い主曰く、ミティはとても恥かしがりやなので、私が住んでいる間に見ることはないだろうと言っていました。が、住んでから3日目のある深夜、偶然 (必然)に猫とキッチンで遭遇しました。彼女はだいぶ警戒してましたが、話掛けて自分の部屋に誘導すると部屋の中に入ってきました。たぶん興味の方が先に たったのでしょう。私は動物には好かれるタイプなのですが、動物に対する免疫がほとんど無いので、むしろ怖がっていつも一定の距離を保つようにしている自 分がいます。それでも、動物は近寄ってくるのですが。

それからミティは私の部屋にいることが多くなり、今まで味わうことの無かった猫との 幸福な時間を過ごしていったのです。猫は犬と違って自分の意思を尊重しているので、そうそうこっちの思い通りになったりしません。それに、完全に人間の心 を読んでいます。それに先の事まで分るみたいです。

先日パートタイムの面接を受けるために、レジュメ(経歴書)を印刷して寝床の上に置い といたら、猫ジェフリーがそのレジュメの上を歩いて、オイオイこれは大切なものなんだよ、と彼に言ってクリアファイルに入れてまた寝床に置いたら、今度は そのファイルの上に留まって、オイオイこれは大切なものだと言ったでしょ、とファイルを引っ張って取ろうとしたら、彼はむきになってそれを阻止しようと体 を踏ん張って抵抗し、奪い取るのに一苦労かかりました。寝床の上には違うファイルも置いてあるのに、何故かレジュメのファイルに乗るのです。その時からこ れは何かあるなと思いつつも、仕事が欲しかったので気にせず面接へ。面接結果は相手方が欲しいと思っている人と、私がやれる(やりたい)仕事内容が共に 違っていたので、仕事は取れず。ジェフリーの行為は偶然?いやいや奴は先を読んでいたよ。

村上春樹の「海辺のカフカ」の中に猫と話が出来るおじさんが登場するが、私の古い友人Uは猫と話ができるらしい。猫との会話はかなり面白そう。


 ジェフリー

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