Thursday, June 25, 2009

体との対話

手は万能のツール


人にマッサージをしているので、体を触る機会が多いのですが、よくこんな体で生きているな~と思う人がいっぱいいます。そこまでいかなくても、背骨が曲がっている人がおおいので、私が勝手に提唱している、背骨の歪みは人生の歪み、でいくと、人生何だかんだ歪んでいる人が多いんだと思っています。

特殊能力者の為か否か、私は背骨からいろいろな情報を得ることができます。内臓のどの部分が弱まっているか、どんな傾向の体質かなどがわかります。もちろん、体以外のことも分かります。背骨を通して内在している感情が分かります。深い悲しみがあるとか、怒りがあるとか、子供の頃はどうだったかなど、まるで体はすべてを知っているかのようです。魂、精神、体は一体なので、そのどの部分からでも他のすべての情報が受け取れる気がします。ちなみに私のやるリーディングは体を触るわけではないので(手を触れて見ることはあります)、たぶん精神の部分から入っていって情報を得てる気がします。

そのなかで、最もおろそかにしがちなのが、体に対してです。欠かさずエクササイズはやってます!とおっしゃる方もいらっしゃいますが、エクササイズも大切ですが、それよりも、体との対話の方が大切です。意識は常に外に向かいがちなので、その意識を体に向けて対話します。結構難しいですが、魂、精神、体を一体にするには、体にもいろいろと聞かないと一体にはなれません。気功の先生は体の動き一つ一つに意識を持っていけ、といわれます。意識を体に向けることはとても大切なのです。でも簡単に意識を体に向けるとか、対話すると言っても、どのように?という疑問が湧いてくるかもしれません。

まずは、自分の体に触れることです。日ごろ使い過ぎて痛い箇所や、凝っている所、弱い部分など触って、マッサージなり、摩るさりして、意識を体にもっていきます。つぼの位置を知っている人ならば、つぼを押すのは効果的。触ることによって、少し自分の体について感じて下さい。そうすると、体の知らなかった部分が発見したり、体が思いやってくれてる気持ちに、うれしくて反応し始めます。

私は若いときにオートバイで転倒し、右膝をアスファルトにぶつけ、膝が3倍くらいに腫れあがり、母にオートバイを乗ることに反対されていたのを強行して乗っていたので、意地をはって医者にも行かず、自然に治るのを待った過去があります。普段は別段違和感はないのですが、膝を使いすぎる事をすると、膝が笑ってしまいます。ある時、別に痛いわけでは無かったのですが、右膝をマッサージし始め、今では膝に意識が行くと、何もしなくても膝が痛いのです。悪い所が目覚めてきている感じがします。たぶんその痛みが取れると、良くなるんだと思います。まめに膝のマッサージをしています。膝をマッサージすると、あの若かったときの事が思い出され、昔の事と向き合うことにもなります。ちょっとつらいのですが、膝が良くなるのですから、仕方がないです。心も体も癒されていくんですね。

体と心が結びついているので、どこか体に問題があれば、おのずと心にも問題があります。ましてや情報源の宝庫で、体を支えている背骨に問題があれば、それはもう人生に影響を与えてるはずです。まず一歩は体との対話ですね(マッサージなどで触って)。背骨に歪みのある私は、前世からの問題を抱えている証拠だと自分で思っています。労わらなくては、かわいい体を。

No comments:

Post a Comment